星に魅せられて

強迫性疾患と共に生きる

今日も私は勇気を持てないでいる。

私は人間は大きく2つに分けられると思っていて。

 

『生きたくて、死にたくなくて毎日を楽しく生きている』人間と

『死ぬ日を待ちながらただなんとなく生きている』人間に。

 

私は断然後者の人間で。

 

『なぜ生きているのか』と問われれば『息をしているから』としか答えられなくて

『なぜ死なないのか』と問われれば『死ぬ勇気がない』としか答えられなくて。

 

そういう人間には『自分で自分の生死を決められる』人間のことを羨ましいと思いながら、

もしその人が才能に溢れた人で

たくさんの人々に輝くことを期待されていたとしたら

なんでそっちの世界に行ったのが私ではなく彼なのかを

考えられずにはいられなくて。

 

あと、なぜ一緒に連れて行ってはくれないのか…とか。

友達でもないのに。ただのファンでしかないのに。

 

彼の演技が大好きだった。

ドラマも映画も見てた。

ミュージカルなどの舞台に立つ姿もかっこよくて美しくて。

これからもっともっと観ていたいと思っていた。

『日本の伝統文化・工芸作品をもっとたくさんの人に知ってほしい』って

本当に彼がしたいことがお仕事と結びついてきたんじゃないかと嬉しかった。

 

もう会えないんだね。見れないんだね。寂しいよ。。。

 

昔、本当に生きていることが嫌になって

でも死ぬ勇気もなくて友達に全部を話したら

『あんたに死ぬ勇気がなくて私はよかった』

って言われた。

 

今思うと、それは私のことを思っての言葉なのか、

自分の世界から友人の1人がいなくなることへの嫌悪なのかわからないけど、

私は彼にその勇気を持っていてほしくなかった。

その決断をしてほしくなかった。

 

まだはっきりしたことが分からなくて

彼の本心はわからないけど、

彼が望んでいたとおりになれているなら

今、彼が笑えているならそれでいいんだと思う。

 

私がそっちに行くのはいつになるんだろう。。。

今日も私は勇気を持てないでいる。