星に魅せられて

強迫性疾患と共に生きる

黄金期に魅せられて

今月半ば、タッキー&翼の2人がグループの解散、

翼くんの事務所の退所、タッキーの芸能界の引退を発表した。

 

2人の選択に私は驚いたけど涙は出なかった。

それは1番好きなグループが『タッキー&翼』ではないということもあるだろうし、

1年間、活動休止をしていたことも

翼くんの病気のこともあるかもしれないし、

私が異様に現実的な冷めている面があるかもしれない。

 

でも、私の中の1番の要因は『納得できた』ということなんだと思う。

翼くんの病気は完治するのはとても難しく、

折り合いをつけながらストレスを排除しながら

生活、仕事を続けなければならない、と聞いていたし、

私だったら1ヵ月続く、1日2公演あるかもしれない舞台に立つことは

とても難しいことだと思っていたから。

本当に心から休んで欲しかった。

だから納得できた。

 

タッキーが社長の意思を引き継ぐ形でプロデュース業1本でいきたいと

決めた気持ちも分かる気がする。

もちろん、ステージに立つべき人なんだという気持ちもある。

かっこいいしね、プロだしね。

でも、それと同時に『プロデュース』業務をしているときの

楽しそうな姿を見てしまっているから、

プロデュース業をしないで、とは言えないし

頑固で一本気で自分の考えがしっかりしているタッキーにとって

もしかしたらどちらも中途半端になってしまうかもしれない選択を

することはできなかったんじゃないかな、と思う。

 

タッキーがそう決めたのならいつ復帰できるかわからない翼くんが

事務所に籍を置いて仕事せずに居られる訳がない、とも思うし。

これは完全なる私の考えだから本当のところは全然わからないけど。

 

でも、2人の決断にビックリしながらも納得して飲み込むしかないと思った。

2人のこれからの人生に多くの幸せが溢れますように。

 

私のジャニーズファン歴は『黄金期』から始まったといっても過言ではない。

伯母がSMAP木村拓哉さんの大ファンでアイドルという世界を教えてもらい

ちょうど放送が始まった『8時だJ』で完璧に魅了された。

間違いなくあの時代からJr.を引っ張っていたのはタッキーであり、翼くんだった。

他にも小原くんとか大阪くんとか浜田くんとか横ヒナすばるもいたけどね。

 

いくつかの週刊誌?ネット記事?で

『Jr.のトップだったタッキーに対して干されていた翼は良く思ってなかった』

っていうのがあったけど、

そんなのあるはずない、というのが私の思いである。

あの時、TVに出てアピールできるタッキーに対して

翼くんはちょっと消極的な性格。

でも、踊って歌えば翼くんは無敵だった。

翼くんの踊る『アンダルシアに憧れて』は本当に衝撃だった。

2人は立っているステージが最初から違ってて、

それぞれに自分の道を究めていて

それが最高にかっこよかった。

 

私にジャニーズという世界を、

アイドルというキラキラした存在を、

たくさんの汗と涙が染み込んだ舞台というものを知るきっかけになった2人に

心からありがとうと言いたい。

 

 

そして、2人の同期であり

それこそ2人よりも日の目を浴びる機会が少なくて

一時期は反抗期の何者でもなく鼻ピアスを開けていた

私が最も応援するジャニーズの1人である

 

屋良朝幸

 

21日のブログで

『ここからがスタートだと思っている』

『プレイヤーとしてパフォーマーとして走る』

と言ってくれたこと、

涙を流して喜びました。

 

グループのメンバーがどんどん退所しちゃってM.A.という名前が無くなったとき、

後輩たちがどんどんデビューして『古株』扱いしかされなかったとき、

同年代や後輩たちへの振り付けが多くなって

『このまま、事務所専属の振付師になっちゃうんじゃないの!?』

って不安なときなんて数えられないほどあった。

でも

いつのときでも確実に着実に力を蓄えて

たくさんの素晴らしいステージに立ち続けてくれる屋良っちを見て

『あぁ、屋良っちを好きになってよかった』って毎回思わせてくれること。

本当に感謝している。

 

今回もね、

あぁ、屋良さんの同期がいなくなっちゃう…

もしかしたらタッキーはプロデュースを手伝う方が多くなるんじゃない・・・?

とか思ってしまう私が居て、

不安な気持ちがなかったわけじゃなかった。

 

でもね、いつでもパフォーマンスで、言葉で伝えてくれる屋良さんの気持ちに

嘘偽りがないのはわかっているから。

 

ジャニーズに入ってくれて、居てくれてありがとう。

プレイヤーで、パフォーマーでいてくれてありがとう。

 

最後の『じゃーね』に最大の照れ隠しが含まれているのも大好きよ。

いつまでもついていくから。

もういいよ、って言われてもついていく。

だから、おじいちゃんになるまでステージの上で踊っててよね!

 

同期3人が別々の道を歩く。

どの道も険しいときがありそうだし、

大きな壁にぶつかるときがまだまだあると思う。

それでも私は3人の姿をしっかりと脳裏に焼き付けて応援していこうと思う。

 

黄金期、大好きだよ。

たくさんの『ありがとう』を『ありがとう』。